まどか店長のきまぐれ日記

まどかなる話⑦ 「農業 DE 就活」

「農業を仕事にする」

 

 

そう思うようになった僕は

 

 

いきなり途方にくれました

 

 

 

 

「俺、農家じゃない・・・」

 

 

 

 

どうしていいかわからず県庁に相談に行くと

 

 

「何を作りますか?」

「どこでつくりますか?」

「農地はありますか?」

「資金はありますか?」

「機械はどうしますか?」

「売り先はありますか?」

「生活はどうしますか?」

 

 

 

更なる絶望・・・

 

 

 

「無理じゃねえか、農業を仕事にするって」

 

 

と諦めかけてた僕に

 

 

大学の先生が助け舟を

 

 

 

「会社組織で農業をやってるところがあるよ」

 

 

 

どういう意味かもわからないまま

 

 

とりあえず東京の「全国農業法人合同説明会」なるものに参加

 

 

そこで得た情報をもとに各地を訪ね歩きました

 

 

新潟、山形、群馬、長野、富山、福井、京都、石川・・・

 

 

十数か所の農業法人さんに半ば飛び込みで訪問

 

 

 

 

今でこそ「インターンシップ」制度も整備され

 

 

学生が正規のルートで研修を受ける事が出来ますが

 

 

僕のころはそんな制度も全くなく

 

 

頼るのは自分

 

 

 

電話をかけて

 

作業服を着て押し掛けて

 

一緒に農作業をして

 

日が暮れたら晩御飯をごちそうになって

 

お酒もいただいて

 

泊って

 

次の日も農作業して・・・

 

 

 

 

今考えれば恐ろしいほど図々しい

 

 

 

 

でもあの頃は何とかしたくて必死で

 

 

不安をかき消すために

 

 

本音が聞き出せるまで食らいついて

 

 

 

それが自分を納得させるための

 

 

農家でない自分が農業を仕事にする為に必要な手段だったのかもしれません

 

 

 

 

当時の農業界では

 

 

 

「ミヤギマドカは来たか?」

「うちにも来たぞ!」

「おまえのとこもか!」

 

 

とちょっとした噂になっていたようで・・・

 

 

 

ご迷惑をおかけしたみなさん、本当にごめんなさい!

 

 

 

 

そんな中に

 

 

「六星」もあったのです

 

 

 

つづく

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熱意、行動力に感動。
続きを楽しみにしています☆



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