

六星に入社した理由は?
子供のころの育った環境が、
いつの間にか、ここにつながっていた。
出身は東京ですが、住んでいたのは、住宅地のすぐそばに畑があるようなところでした。子供の頃、近所の畑でイチゴを摘んだり、秋には家族でサツマイモ掘りに出かけたり。野菜の収穫に限らず、昔から土や泥に触れて遊ぶのが好きで、とても楽しかった思い出があります。
私の祖父は山形で少しですけど農家をしていて、夏休みに遊びにいくと、よく裏の畑からトマトやコーンをとって食べてました。子供ながらに、もぎたてがおいしい!!ということを知ってしまっていたのかもしれませんね。私にとって、畑や農業は、子供の頃から身近で、楽しい思い出の場所。そして、私の中のくいしんぼうが目覚めた場所なんです。
子供のころを振り返ると、いつも何かしら食べ物に関わることがしたいと思っていた気がします。小学生の時は、給食の調理のおばちゃん、中学生の時は、栄養士。高校生になった時に、食べ物の原点でもある農業にたどりついた気がします。大好きなサツマイモを、色々な国で作りたいと思って大学へ進みますが、まずは日本の農業から、と思って勉強をする中で、偶然六星と出会いました。いろいろな人がいる、若い人が沢山いる、という環境で農業ができると知ってあまり迷うこともなく石川へ行こうと決めました。
野菜人【yasai bito】 生産加工部園芸課マネージャー 川口 菜穂