
六星について今思うことと今後の自身の目標は?
昔からのものと新しいものをうまく合わせて、
自分たちの農業を創っていきたい。
今後の目標は、まずは今やっていることを極めることです。また、六星には「直売店」という、自分たちの作ったお米をそのままお客様に食べていただける場所があります。せっかく、そういう場所があるわけですから、現場発信だけの米づくりではなく、お客様のニーズに合った米づくりをしていくべきだと思うんです。それは営業とも話し合って、会社が一つになってやっていかなければならないことだと思います。
もともと六星の米づくりは、先代の人たちから教えて貰ったやり方がはじまりでした。ただ、今は有機肥料100%の米など、米づくりそのものが大きく変わってきています。そういう部分は、いろいろ勉強して、自分たちで実践していくしかない部分だと思います。逆に、ここは町だった場所だから肥料を多めにだとか、ここは大きな川があったから水が持たないとか、この田んぼはどういう田んぼかというのは、長年やってこないと分からない部分です。その田んぼのクセに応じて、一つ一つやり方も変えなければならないのですが、先代の人たちはそれをきっちりやっていました。そういった、受け継ぐべきところはしっかりと受け継ぎながら、自分たちなりの農業を創っていきたいと思います。
与えられると、人は成長できる。
六星でなければこんなに経験できなかった。
六星の良さは、なんでも自分たちで創りあげていけることです。強い意志と想いがあれば、チャンスを与えてくれるし、形にすることだってできる!そこが大きな魅力です。第一、これから会社の軸になるような責任のある仕事を、入社3年目の若造にポンと任せてくれるようなところは、他になかなかないでしょうからね。それは僕にとってすごくプラスになりましたし、この会社でなければここまで自発的に取り組んでこれなかったと思います。「与えられると、人は成長できる」。これは営農課の後輩たちに対して、これから僕が伝えていかなければならないことでもあります。とにかく営農課はみんな若いですから。いろんなことに挑戦していきたいです。
