六星について今想うことと今後の自身の目標は?
やりたいことが次から次と出てくる。
それが六星の社風だから。
加工は、生産と販売の中間にありますから、商品づくりも、営農と店舗の両方の部署と話し合いながらやっていくことが大事だと思っています。たとえば、店舗から「こういう商品が欲しい」「こういう風に変えてほしい」などの要望があれば、それに応えられるようにいろいろ試します。原材料についても、もっとこだわりたいですね。今使っている「白山もち」は、品質も食味も限りなく理想に近いとは言え、必ずしもそれがベストだとは思っていません。米の品質がもっと安定すれば、お餅の味も安定させやすいですし、全く新しい餅米を作り、和菓子を開発するのも面白いですよね。
とにかく、やりたいことが、次から次と出てくるんです。それは、六星という会社に、組織ではあるけれど、ある程度のことは個々に任せてくれるとか、継承しなければいけない部分はあるけど、挑戦もさせてくれるといった、社風があるおかげかも知れません。目標というより、これは僕の想いですが、お餅というある意味完成された加工品の中でも、六星らしさを出した商品を今後もこだわって作っていきたいです。あと、大の餅好きの僕としては、夏でももっと皆さんに食べていただけるような商品を開発したいと思っています。これが難しいんですけどね。のんびり待っていてください。
